2025年ワールドシリーズ第7戦の活躍
2025年のワールドシリーズ第7戦(日本時間11月2日)において、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手はリリーフ登板で2回2/3を無失点に抑える圧巻の活躍を見せ、チームの球団史上初のワールドシリーズ連覇に大きく貢献しました
シリーズMVPと「伝説」の投球
山本投手は、この第7戦の前日に行われた第6戦(日本時間11月1日)で先発として6回1失点(勝利投手)していたため、中0日での連投となりました。この異例ともいえる登板は、全米中継の実況や解説者からも「信じられない」「ハリウッドの脚本でも却下されそう」と驚嘆され、その献身性と快投は「伝説」として語り継がれることとなりました。
伝説の中0日
前日に先発登板をして96球を投げて、次の日の試合でリリーフして3回を無失点で切り抜けた。
それもワールドシリーズの最大の見せ場、ブルージェイズの協力打線を相手にだ。
秘密は投球フォーム
山本由伸の独特の投球フォームは、徹底的に無駄な動作を省いている。
さらに、故障しずらい関節の動きなどを、柔道整復師の矢田修氏の指導のもとで洗練されている。
凄いですね!
感じたこと
日本で研究されてきた柔道整復の技術や考え方が世界を席巻した瞬間でもあったのだ。
ウエイトトレーニングなど筋力を上げる方法は、故障の原因にもなるので、山本由伸は行っていない。
にもかかわらず、球速は98マイル、
これは、体の柔軟性とバネで投げているのだ。
凄いですね。
肘の故障は、野球では当たり前になっているけれど、山本由伸の投げ方は、肩投げで肘の負担が少ない投げ方。
それらが連投を可能にしているのだろう。
2025年のワールドシリーズは本当に面白かったのであった!
