パーソナルサーバーの運用
私的運用の歴史
私は、随分と前から、ウエブサーバーを自宅に置いて、ホームページを形を変えて公開している。
最初はプロバイダーのページを作ってみた。
html を直接書いて作ったが、とても面倒だった。
次は、中古のノートパソコンに Linux を入れて、ADSLというしょぼいネット環境で、公開した。
ソフトウエアのコンパイルをしなければならなかったので、時間は要した。
アパッチをインストールして設定をし、フォルダーに入れたhtmlファイルを見せるだけだったので、とてもシンプルにできたのであった。
ノートパソコンのハードディスクは耐久性がなく、1年くらいでクラッシュしたように思う。
ディスクトップを2台ほとサーバーにしたが、24時間運用するには、ファンの音が気になり、そのうちに、激安のサーバーを導入した。
サーバー(dell SC340)は、耐久性が高かったのですが、ハードディスクは1−3年でクラッシュした。
RAID Mirror を組んでいたので、データーは残った。
FreeBSDで構築し、この頃からCMS を使うようになった。
WordPress も使ってみたが、最初は、Manbo か Jomura だったか、適当に日本語化して使用していた。
次に、Fujitsu のディスクトップ型のサーバーを格安で購入した。
これも、FreeBSDをインストールし、Wordpressを導入するのに、1週間くらい、コンパイルし続けて、やっとWordpress が使えるようになる。
このころは、SSLとかTSLとかが必須ではなかった。
しかし、Google Ads を使うのに、HTTPSは必須になっていった。
サーバー機器
何年もパーソナルサーバーを使ってきて、理想のサーバー像は見えている。
どんな機器がよいのだろうか?
それは、
- やはり壊れないことが一番である
- 安いこと
- 消費電力が少ないこと(電気料金が高くなってきた)
- 性能が高いこと
- 静かなこと
- 邪魔にならないサイズ
- 複数の記憶メディアを搭載するか、バックアップのサーバーがあること。
こんな感じだろうか。
miniPC は、6の邪魔にならないサイズに当てはまる。
理想のパーソナルサーバー像
サーバーは、リモート接続するだけなので、
サーバー本体とコンセント、LANケーブルがあればよい。
コンパクトだと、部屋のどこにおいても邪魔にならず、置き場所に困らない。
だから、理想のパーソナルサーバーは、mimiPCになるのだ。
また、miniPCは、ノートパソコン用のCPUなどを使っているので、消費電力も少ないメリットがある。
最近では、6枚のSSDを取り付けられる機種があり、複数の記憶メディアに保存される安心感がある。
miniPCの懸念点は、耐久性だと考えている。
